導入事例

救命医療の現場でも大活躍する高機能ユニフォーム

導入事例|北総病院

北総病院
[病院]

北総病院は、千葉県の北部に位置する総合病院で、今回導入を決定した北総救命救急センターは、1999年に設置された全国有数の救命救急センターであり、累計出動回数が1万回を超えるドクターヘリを飛ばしています。多くの救命救急センターが要請のあった全ての患者を受け入れ、その後適切な診療科に振り分けるER型の施設にシフトする中、北総救命は、救急センター内で患者への治療を完結させる自己完結型を徹底し、各部門の専門医が常に動ける体制を取ることで、迅速な治療を必要とする重症患者に対してより円滑に治療を進めることができます。

今までの高機能素材は、肌触りが悪く非常に重かった

ヘリは、年間1200件ほどの出動があり、雨の日は飛べないので、単純計算で1日5・6件ほど対応しています。1フライトは往復1時間ほど。ヘリ内も非常に狭い空間ですので、案件数にかかる時間を考えても出動だけでかなり身体的に負担がかかっています。

また、現場に出ると外傷患者がかなり多いため、血液や体液が衣類に付着するケースもあり、血液汚染などに対してもかなり慎重に向き合う必要があります。そのような業務内容の中では、軽量性・ストレッチ性・イージーケア・撥水性を特に重視していたのですが、どうしても高機能素材のものは肌触りが悪く、擦るとシャカシャカ音がしたりで、ユニフォーム選びに苦戦しておりました。

ドクターヘリ業務だけでなく、院内のデスクワークも難なくこなせる

機能性が圧倒的に優れていることが決め手になりました。北総救命は外傷に特化した救急救命センターであることから、業務に一寸のミスも許されません。業務に支障をきたすのはもってのほかで、むしろ機能性によって業務効率が上がることを期待していました。

その点、WWSは軽量感があり、ストレッチ性が抜群。撥水機能で悪天候での出動も難なくこなせます。そのうえ、毎日洗えます。患者の受け入れ以外は院内での患者管理などのデスクワークが業務の大半を占めるため、軽くて着疲れしない点もユニフォームとして導入する決め手になりました。

毎日洗えて衛生的にも安心。収納力が高い点も現場で重宝。

衛生面的に毎日洗えてイージーケアな点はもちろん、狭いドクターヘリ内では手を伸ばす作業や動きが多いため、ストレッチが効き、軽くてなめらかな着心地が業務にピッタリです。

また、ドクターヘリに乗る際は、患者の容体が院内でリアルタイムに共有できるようにカメラ付きのスマホを胸元に固定したり、院内連絡用の携帯電話、ドクターヘリから病院に電話する用の携帯電話、無線など多くの機器を持ち歩かなければいけないのですが、ポケットが多く収納力が高いので、そちらの面でも現場で重宝しています。

作業度の高いMA-1に、現場で視認性の高いプリント

北総病院救命チームは、ドクターヘリ出動・現場作業・デスクワークなど動きのある業務が非常に多いため、作業度の高いMA-1を導入致しました。また、現場では、周囲からの視認性が求められるので、大きくプリントを入れさせて頂きました。

Beyond the Theory

北総救命は、2001年よりドクターヘリ基地施設としてドクターヘリの運航を開始し、「常識を超える発想と実行力」を強みとしています。また、「Beyond the Theory」を合い言葉に掲げ、常に「あるべき救急・災害医療の姿」を思い描き、診療・教育・研究に邁進していきます。