ワークウェアスーツ
 

大人に「自信」のギフトを 私の手で

樋口さん2

樋口麗香(ひぐち・れいか)
WWSディレクター。

ファッションの販売を約10年勤め、その後インポートブランドの卸しとオリジナルブランドの企画の両方で7年の経験を積む。その間イギリスのサヴィル・ロウ地区のブランドやドイツのデザイナーズブランドに携わり、メンズブランドを学ぶ大きな体験をした。 18年間、ファッションの世界で勤務を続けながら、休みなくトレンドを作って服を量産する業界に疑問を持つようになる。
その後、㈱オアシススタイルウェア入社、WWS(ワークウェアスーツ)の商品開発からブランディングまで幅広く手掛ける。

ファッションの作り手とお客さまは、感覚に開きがあるの?

 当社のWWSブランドは、「スーツに見えますが、作業着です」というコンセプトで間口を広く持ち、スーツのようにカッコよく見せるというより、これ一着あれば安心できるような武器と言いますか、大人の制服というように私は捉えています。
これは、「Ultimexアルティメックス」という、とてもタフで、なめらかで、ストレッチも利いた新素材を2年もかけて独自開発したことで実現しました。
おかげさまで大好評をいただいているのですが、この素晴らしい素材を女性のライフスタイルにも活かしたくて、新しい服たちを作りました。  女性のファッションという視点から見ると、20代は流されるファッションというか、トレンドや、自分がどう見られたいかが気になり、頑張ってしまうのだと思います。でもそれを経験することはとても大切でファッショントレンドの感度こそ20代で身に付くものです。
そして30歳以降は自分がどう見られたいかではなく、どう見せて行きたいかにシフトするのではないでしょうか。
見た目ではなく自分自身が問われるという、トレンドとは違う自分軸が欲しくなるのではないでしょうか。
20代のようにファッションを追い過ぎると、周りに合わせて服を買うことが苦しくなる。それは自分が洋服に振り回されていると気付く年齢かもしれません。
これは、私の個人の経験なのですが、自分に自信がない時とか、何も成果が得られていない時は周りと比べてしまっていました。
ある程度仕事なり家庭なり、どんなシーンでも自分はこれでいいと思えるようになってから、ファッションも変わったと感じます。
私が、着飾る必要がなくなったかなと感じたのは35歳を過ぎてからでした。
それまでは頑張っちゃっていたと思いますが、それはそれで楽しかったし、懸命だった過程があるからようやく自分らしさが分かってきたのですね。
当社に入るきっかけとなったのは、社長の「セレクトショップは年を重ねるごとに行き辛くなって、ネットで買ったりする」という言葉でした。
ファッションの世界で生きてきた私にとって、セレクトショップに行くのは当たり前のことでしたからハッとしました。
消費者とファッションの作り手の感覚にこんなに開きがあるとは、想像もしていなかったのです。アパレルにいる私たちは、服が売れるようにトレンドを作ろうと頑張ってきました。
でもずいぶん距離があったんですね。
今の私は、自分が心からいいなと思い、ずっと長く着ていただける服を作るマインドでありたい。
そして業界全体がそうなってほしいなと願っている自分に気づいた出会いでした。

樋口さん

必要とされるレディースウェアをきっと届ける

 アパレルの息もつけないサイクルとか、こういうふうにセールしたくないとか、ずっと思っていてもひとりの力では変えられない。
その時だけ満足する服がイヤになっちゃったのかも知れないですね笑
ずっと、大量にシーズンごとに作らなければという仕事の中で3.11や新型コロナに直面し、洋服の仕事ってそんなに重要じゃないと一瞬考えたことがありました。
でもやっぱり服は凄く大事だと思い直したのです。
本当はどんな時でも、服は自分を高揚させてくれるために大切な存在で、頑張ろうよと私を励ましてくれて、綺麗にしてくれた。
実はちゃんと役に立つ仕事だと考え始めたのですね。個人的にはコレクションブランドもシーズン性のあるファッションも大好きです。
でも今私は、誰かが必要としている服をしっかり作っていきたいのです。
 最近は、女性ってスーツを着ないといわれますが、機能的で良い服が身近にないからではないでしょうか。
それならスーツや、仕事着としても普段でも着られる中間的な役割の服を作れば女性が喜んでくれるのではと、今回の製品を作っていました。
まず女性はライフステージが変わるたびに、洋服を変えなければいけないケースも多い。
子育てをしている友だちを見て大変そうだと思いますし、私も仕事できちんとした場に行く機会が増え、大人としての服を求められるシーンが増えてきました。
さらにお母さんたちは、時間がなく、自分に手もかけられないし本当に大変ですよね。
そんな女性たちが、ただ一着の服でさまざまなシーンに美しくいられたら、とても素敵なことですから。
加えて、私もそうですが体形が変わってくると、みなさん買い物に行って試着室に入りにくくなっていませんか。
SかMどっちが良いですかと聞かれ、Sって言いたいけど言えない(笑) 。
そんな面倒なこともなくしたいと思って、ワンサイズで綺麗に見える試みをたっぷり盛り込みました。
お子さん、とくに赤ちゃんがいる方は授乳したり、ベビーカー引いてたりする時にどうしても汚れます。
洗えるもの、しゃがめる服、コットンでなきゃ、そういう方も、普段お仕事されてる方も全部カバーできるように。
新しい、大きな視点で女性ライフを幸せにする服です。

ジェーン・バーキンのように自分を追求する女性へ

 歳を重ねても美しい女性を目指したい。そう思う時、私が思い浮かべるのは女優ジェーン・バーキンです。
一度お会いしたことがあって、本当にTシャツ、デニムで、あのバッグ「バーキン」にお菓子を詰めてバーンと置いてある。
アウンサンスーチーの缶バッジをメンズサイズのロングTシャツに付けているのが、カッコいいなって思いました。彼女のように飾らない自分をもっている女性が憧れです。
無理をせずに自分を追求していくことが、美しい女性の条件かなと思っています。よくフランスの雑誌で、7着のワードローブだけで装う素敵な女性が登場したりしますね。
私がWWSの服を作る上で考えているのも、着てくださるおひとりおひとりが自由に好きなように、服のタフな機能と美しさを利用してほしいということです。
 私もやってしまうのですが、インスタの世界でキラキラしている人を見て比較してはダメです(笑) 。
そっちを真似することに頑張るより、人に惑わされず自分らしさを大切にする大人になりたいですね。

 

人生の変化を受け止め、なお、私らしく。

上村さん③

上村嗣美(うえむら・つぐみ)さん
株式会社サイバーエージェント
全社広報室 シニアマネージャー

2000年に新卒で、㈱サイバーエージェントに入社。社員数30人の創業期を経験し、上場までの過程を目の当たりにしたことから広報を志す。
会社はインターネット広告事業、ゲーム事業、メディア事業などを次々と手掛け急成長。
その間、社長秘書、一人広報、広報部門の立ち上げを経て2008年より広報責任者となり、社員数5,000人を抱える現在も活躍中。
トップ藤田晋氏の広報、新規事業立ち上げ広報などの幅広い経験を持つ。
また広報に関する講師を務め、若手広報担当者にエールを送っている。
著書に『成長を掛け算するサイバーエージェント 広報の仕事術』がある。6歳になる一女の母。

「私の服装は会社の印象」と、力が入った新人時代

新卒で入社し、2年後ぐらいからずっと広報の仕事をしています。
当時はまだ社内に広報の経験者も先輩もいなかったので、何から始めていいものか分かりませんでした。
そもそもインターネット業界自体が黎明期でしたから、自分がゼロから立ち上げなければなりませんでした。
それが凄く苦労でもあり、また面白かったですね。ずっと同じ会社なのですが新事業が立ち上がるたびに、まるで転職したように求められることが大きくなる(笑) 。
その変化に広報として腐心してきた20代、30代前半でした。
 社長も社員も若い会社だし、未熟な会社だ、虚業だなどと軽んじられないように、最初は服装も結構背伸びをしていました。
自分らしさよりは、きちんと信頼感や安心感を与えて業界の地位も上げたいとスーツやジャケットを選び、ちょっと差をつけたくてインナーを華やかなブラウスにしたりと工夫していました。
そう言えば高いヒールの靴も履かなくっちゃとか頑張ってた。そういうスタイルがありつつ、少しは自分らしさをと会社のコーポレートカラーのグリーンをインナーに用いてもいました。
なにか自分を通して会社を背負うような気持ちもあったのでしょうね。
 でも2,3年でスーツは着なくなっていったんです。
インターネット業界自体が若く、仕事や取材で会う人も若い世代ですから、きちんとは見せたいけれどいきいきとした印象も大切だと感じて、それからはジャケットにパンツやスカートを合わせたり、シャツを取り入れていきました。
この頃は未婚で子どももいないし、信頼を与える清潔感とフレッシュな印象をと服装の一つの軸が決まった時期です。
平日は仕事に没頭して、休日は友人と食事にいくといった日常だったので、ビジネスとプライベートの服を分ける必要もなく、服選びにはあまり苦労をしない幸福な時期でしたね。

上村さん②

大逆転は、出産後にやってきた!

広報担当であっても自分らしい服の軸が決まった私は、30代半ば頃まで本当に自分の好きな服を着放題でした。
会社もある程度の規模になり、私も相当に経験を積んで仕事の自信もつき、メンバーも増えて来ます。
服装も20代始めのように気負うこもとなく自由を満喫し、なんと35歳で妊娠中もみんなに心配されながらそれまでのハイヒールスタイルを崩さずにずっと来てたりしたんです(笑)
 ところが出産したら、あれ?ということの連続です。妊娠中に想像して平気だと思ってたことがまず違う。
子どもを抱っこしてハイヒールなんて怖くてまずヒールを履けない。服は汚れがちで抱っこしたらヨダレです。
装飾が付いてる服も子どもを抱っこすると当たって痛いですよね。
産休が明けて仕事に復帰しても、子どもを抱えて仕事できちんとしなきゃいけない。
子どもに向かう自分と仕事に向かう自分がそれまでと全く異なると実感し、年齢や体形も含め初めて服装選びに迷いが生じて来るようになりました。
 今までハイヒールに合わせて履いてた丈の長めのパンツ、膝丈ぐらいのスカートなどは、保育園で靴脱ぎ子ども抱っこしてしゃがんでとなると、引き摺るわ、スカート丈が上がるわ(笑) 。
母親としての清潔感を維持するにはこれまでの服じゃダメなんだなって気が付きました。
保育園のお母さんの中には、それでも自分が着たい服で頑張る方もいらっしゃる。
それができなくて着やすいものを探し、服装を変えてしまった私と、不自由だけど以前のままを貫く人と、結局どちらも本当に欲しい服がない状態ですね。
 実は私も最初は頑張ろうとしたのです。でも非常にハードルが高いと分かり、いくつか洋服選びのルールが生まれました。

①洗えないからシルク素材はなし。
②スカート丈はふくらはぎより下を、あるいはパンツを買う。
③子どもと一緒用、仕事用と分けずアレンジしやすい服。

買うときには、この3つを全部クリアしているかと考えるようになったのです。
やっぱり素敵な服に出会うと惹かれるけれど、体型の変化も感じ立ち止まりますね。

上村さん④

軽くて、シワにならず、ストレッチがきいて、水を弾く。そんなレディースウェアがあるの?

今回、WWS(ワークウエアスーツ)さんからレディースの新作が誕生すると伺い、今までメンズウエアだと思っていたので少し驚いたんです。
しかも、同じ生地を使っていらっしゃると。
ところが、この1週間リモートワークをしながらの試着で、家事にも仕事にも全く違和感がなかった。というより着替える面倒がありませんでした。
在宅でリモートワークをしていると、起きて、着替えて、子どもの支度をして送り、パソコンつないで仕事をし、合間にランチ作りという流れです。
送りに出かける、ランチを作る、迎えに行く、とそのたびにエプロンしたり着替えたりが手間なんですよね。でもその必要がないのです。
キッチンでは水を弾くし、このまま外出しても全く部屋着には見えません。この服で普段の娘の送迎をする自転車に乗ってみたら、足さばきも良くて。
 それからZOOMミーティングでも、仕事にちょうどよい「きちんと感」がありました。
コロナの影響で急に増えたZOOMミーティングは上半身しか画面に出ませんが、それ家着のTシャツ?と思われるのも避けたいし、張り切った仕事モード服で自宅にいるのも不自然。
でも私は、自分はどう見えるのかという不安がなかったですね。
 もし、この服の下にペチコートを履いてレースを出したら、いつかお食事会にも良さそうです。
家にいて、仕事していてちょうど良い、きちんと見えつつ居心地、着心地も良い服に出会ったと思いました。
実際に着てみると、シンプルですがラインが古臭くなったりしないデザインのこだわりを感じます。
機能性はもちろん細部のチャックのポイントや、袖ぐり、胸開きなどが計算されている。スタンダードな美しさへの着眼がありました。

40歳から、私らしさに向かうために

やっぱり着るものって、とても気持ちを反映するものです。
必要に迫られて間に合せに買った服って、ファッションを大事に思う気持ちからは遠いですね。
服には、自分を幸せにしてくれる要素が必要なのだと思います。私は今40代になってファッションの迷子になっているみたい。
体型や肌の変化もあって、今までイメージしていた自分とは違う私が現れてきたような違和感があります。
 それで、どんなに好きだった服でも、素敵だからと大事にしていた服も、現在の私に似合わないものはずいぶん処分しました。
昔購入した服で残っているのは15年くらい着ているジャケットなどで多くはありません。
気持ちの痛みはあるけれど、ここは乗り越えたい。
そして今の自分らしい服をきちんと選んで、アクセサリーや昔買った物を合わせて新鮮な装いにしてみたいですね。
 それから、年齢というより女性のライフスタイルの変化は本当に凄い。
 想像したり覚悟したりはしていても、現実に向き合うと思わぬことが次々と出てくるんです。
そして向き合う姿勢もまた、個性があります。そんな働く女性を理解して、その人らしさを応援していきたいですね。

  • エヴリデイワンピース
  • Mサイズ/ブラック/12,800円(税抜)
  • 光沢感がエレガントなブラック。アクセサリー使いでドレスアップする日にも。シワにも安心。
  • エヴリデイワンピース
  • Mサイズ/カーキ/12,800円(税抜)
  • 長さたっぷり。子どもさんと遊べるほど裾が広がる自由さ。水を弾き汚れにくく、洗濯も簡単。

愛せる服で、気持ちは自由になれる。

稲田さん②

稲田涼子(いなだ・りょうこ)さん
香港エクスプレス航空
アシスタントマーケティングマネージャー

大学の専攻は英文学。
当時エアラインに勤務することを志し、在学中に1年間英国に留学。
キャリアのスタートは、国内外にてビジネスを展開する大手企業や自治体を営業兼コンサルタントとして支援する業務。
その後、国内IT企業や外資メーカーなどの新規事業分野で、マーケティング・コミュニケーション全般の上流から下流まで手掛けた。
このような営業、マーケティングなどの経験を経て、2018年1月に香港で唯一のLCC(格安航空会社)「香港エクスプレス」の日本支社に勤務。
現在は、海外旅行者向けのデジタルマーケティングやパートナーシップ、ブランド、オフラインなど幅広い業務を担当している。

かつては自信の無さが、服に影響していたかも。

就職時には、留学中に興味を持ったマーケティングやメディア関係に進みたかったのですが、知識やスキルもなかったので、まず一般的なオペレーション能力を高めてキャリアを構築していこうと最初の会社に入社しました。
そこではほぼ営業です。
新規開拓では会社四季報を片手にゼロから電話をかけてアポを取り提案をしに行きました。
企業などの知的財産を守るために、各国の弁護士事務所などとやり取りし、侵害条件を解決すると言うユニークなサービスを提供していました。
服装は、クライアントとの打ち合わせが主でドレスコードがスーツでしたので、インナーや合わせる靴、アクセサリーなどで自分らしさを楽しんでいました。
特に初回の商談では、こちらの熱量や会社の元気さを伝えるために赤いシャツを、契約にサインしていただく大事な会議では、相手方にリラックスしてもらおうと青いシャツを着るなど、駆け出しなりに工夫していたと思います。  とは言っても、一番気を付けていたのは「笑顔」でした。
貴重な時間をいただいているのに、新人では投げられた質問にその場で答えられず持ち帰りです。
唯一できることは笑顔だと考え、少しでも「この新人と会って何かよかったな、元気をもらえたな」と感じてもらえるように心がけていました。
でもよくよく考えると、そのためにファッションは重要な位置づけだったのかもしれません。
未熟で自信が持てない新人の私が、身をシャンとして笑顔で向き合うためには、自分が一番心地よい状態、つまり「お客様に不快感を与えていない私」であることが不可欠でした。
ファッションは好きですが、今思えば若い頃は、未熟な自分をカバーしてくれるものという気持ちが強く、ファッションに投資をしてそれを繕おうとしていたんじゃないかな。
ずいぶんお金を使いましたから(笑) 。
 その後、コミュニケーション系のコンサル会社にも勤めましたが、クライアントとの会議や記者発表会などのイベントが多く、ここでもスーツ着用がマストでした。
この頃は週末も仕事で、朝方までプレゼン資料を作り、シャワーだけ浴びてタクシーで得意先に行く暗黒時代(笑)、プライベートもなくスーツ100%ライフでした。

稲田さん③

服を詰め込んで、各地の空港と都市を駆けめぐる。

次に勤務したIT系の会社では新規事業開発などを手掛けていて、周囲の開発エンジニアはTシャツにジーンズ。
私は人と被らない自分に合った服が好きなので、インポートものなどユニークで自由なファッションを楽しんでいました。
どんな場合でも基本的には、勤め先のルールに従った服をロジカルに選び、そこに自分らしさを加えていくのが自分流のようです。
その後もキャリアアップを目指して数社で働いていますが、ファッションに関しては「ルールに、自分のクリエイティブを追加」のスタンスは今も変わらないですね。
 でも、現実はなかなか大変なんです 。
 現在の勤務先、香港のLCC(格安航空会社)「 香港エクスプレス」ですと、飛行機が香港と日本の13空港を結んで飛んでいます。
その中でも主力の大阪や福岡をはじめ、就航したばかりの沖縄や宮古島へはかなりの頻度で出張し、一般の方向けのプロモーションイベントを開催したり、ご協力いただいている自治体、地方の大学、商工会議所など多くの関係者の方々との打ち合わせも同時にこなします。
それぞれが個別の打ち合わせのため、一日のスケジュールも過蜜、その足で香港にそのまま出張するなど、月の半分出張でいないことも。
それで何が一番大変かというと、一つの出張でお会いする方々やオケージョンが異なるので、そのたびにTPOに合わせた服装を考える必要があるのです。
移動が多いのが大前提なので、大きなスーツケースは持参したくないと思う一方、イベントでは動き回るため2~3日分の着替えが必要です。
こんなふうに、新型コロナウィルス前までは、いかに荷物をコンパクトにして効率的に着回しできるか常日頃から考えていました。
 大きく分けると、2パターンですね。
対ビジネスの方ならジャケットを羽織り、キレイめのアクセサリーにキレイめの靴。
一般の方向けのイベントでは、当社のブランドカラーの紫のポロシャツに合わせて白とか黒のパンツを履き、香港エクスプレスのロゴに使われている紫と赤のアクセサリーをつけたり、邪魔にならない白のスニーカーを合わせたりなど…全く異なります。なるべく両方で着られる服がほしいと常に探していました。
大きめの商談ではかっちりスーツを追加、くたくたになってホテルに戻ってもアイロンかけなきゃ・・とか。
ですので、今回のWWSさんのレディース製品を試して本当に驚きました。

稲田さん④

この服って、私のために作ってくれたの!?

仕事先でも自宅ワークでも、1週間フルに着ていました。本当に着心地が良くて柔らかい。
撥水加工も凄くて、アイロンのスチームを試したら水を弾くのには本当に驚きました!
今までもストレッチ素材のスーツは持っていましたが、こんな撥水加工は初めてです。
 一般の方向けのイベントでは、段ボールをいじって服が汚れることもしばしば、ホテルで洗濯機を回すのも億劫なのですが、汚れがつきにくい上に洗ってもすぐ乾く機能はかなり助かります。
さらにありがたかったのは、私は背が高いので海外で合う服を探すことが多いのですが、このジャケットはスッと入って、肩から袖のデザインが体のラインを綺麗に見せてくれるんですよね。
ポケットの多さも、かなりプラスポイントです。ペンやスマホ、貴重品などを入れてもきちんと締まり、両手があくってレディースには中々ない機能です。
パンツも腰回りは履きやすいのに、脚は細身にできていて、自分で言うのも何ですが・・スラリと見える気がします。
冗談抜きに、このスーツを開発してくれてありがとうございます!って思いました(笑)
  仕事は多忙ですが、ここ何年か自分と向き合う時間を持って、心を落ちつけて瞑想する習慣も持つようになりました。
仕事やプライベートでもシャカリキに完璧主義にはならずに、出来る範囲での自分の役割を俯瞰して見えてきたように思います。
厳密にいうと今でも10%くらいはやんちゃしているところがありますが、本質的に大事なことをより深く考えるようになったことで、服選びもこれまでのように、あれもこれもと言う風にはならなくなりました。
自分らしくと思って買った個性的な服も、着なくなった服も、たくさん持ったままではサステナブルではないですよね。
 今はいかに身の回りをシンプルにして自己に集中できるか、そしてお洋服もミニマリズムを追求しています。
このWWSの服のように、シンプルで、長く好きでいられて、いくつもの用途で着られるものは、そう言う点でも私の今の人生のステージにとてもフィットとしていると思います。

ビジネス、プラスアルファ。人生はもっと広がる。

私のパートナーはインド人なんです。
元々金融系でITのスペシャリストとして仕事をしていたのですが、一念発起してサラリーマンを辞め、アーティストの道へ進みました。
彼は『 NeoIndia+ (ネオ インディア プラス)』というアート団体を手掛けていて、現在はインドの現代アートと日本の伝統的な芸術を融合させた、新たな可能性を秘めた作品を準備しています。
秋にはインド在住のアーティストとコラボレーションした個展を、都内で開催する予定です。プライベートでは、私もサポートをしています。
 やがてその活動が発展していけば、政府機関や企業へ協力を仰ぎに伺ったり、アートコレクターの方々にお目にかかったりする一方で、額縁を付けた重い絵を運ぶ裏方の仕事もありそうです。
WWSの服は、打ち合わせにも体を動かす作業にも兼用できるので、私の今後のライフスタイルの中でも活躍してくれることを期待しています。
 私は、ドキュメンタリー映画『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』のアイリス・アプフェルさんが、実業家として、ファッショニスタ、女性としても大好きです。
現役のインテリアデザイナーとして活躍し、ファッションに限らず、生き方や考え方もルールに縛られず自由でオープン。
何よりもワクワク楽しむことを追求するその姿勢は、私も何歳になっても持ち続けたいなと思います。

  • SHIPSコラボモデル
  • ※9月12日発売
  • ノーカラージャケット
  • M/ベージュ/16,000円(税抜)
  • パンツ
  • M/ベージュ/12,000円(税抜)
  • トラッドの持ち味をいかしたガーディガン風ノーカラー。リモートワークでもラクな着心地ときちんと感を軽いジャケットに。*SHIPSでの販売となります

ファッションも、サステナブルでありたい。

川原さん②

川原真由子(かわはら・まゆこ)さん
東京生花株式会社
観葉植物専門店REN 広報マネージャー

大手アパレルメーカーを経てPR会社でメディアPR経験を積み、「Vita Coco」日本支社のマーケティング&PRに従事。
現在は、東京生花株式会社の広報マネージャーとして参画。会社での普段の仕事はバックオフィス。
前職の広報やPR企画業務などの経験から会社への取材企画がある場合は、店頭での打ち合わせ前に軽い清掃や打ち合わせスペースの準備なども行う。
「植物専門店ならでは育て方、取り扱い方法」を中心とした取材対応の他、国内外のアパレルブランドの植物ディレクション、また日本人古来の美意識「活ける」という価値とサステナブルな意識の啓蒙活動として、企画展や広報活動も幅広く実施。

20代に夢中だった服が、出産で総取っ替えに。

ファッションが大好きでアパレルメーカーに就職したおかげで、以前には雑誌や店頭などでしか知らなかった情報が身近になって本当に嬉しかったですね。
何より熱が入ったのは、店頭での接客です。都心部なのでお客さまは働く女性が多く、ご自身で着たい服とオフィスで着る服のバランスを決めかねていらっしゃる。
会社の雰囲気や職種によっても迷い、頭が痛いと悩んでいる方からたくさん相談を受けました。中には、「制服が嫌で制服のない自由な会社を選んだのに、かえって苦労してます」とおっしゃる方も。
確かに、自分のお給料で会社に合う服を買うのってつらいです。
 だから販売する私も燃えますよね。その方の職業や服の好みを伺い、ライフスタイルを確かめたりして一緒にコーディネートを考えるんです。
ぴったりの服が見つかって喜んでいただけたら、しっかりインプットして次はこんなタイプをおすすめしようと緩やかに作戦を立てる。
自社のブランドだけではなく、組み合わせるならあそこのパンツもいいですよと情報を差し上げたりもしました。そんなふうにスタイリングするのが何より面白かったのです。
 その後PR会社に転職しても、ファッションが支えるイメージの大切さを痛感したし、服装っておしゃべりなものだなあと思いました。
現在は、生花や観葉植物を手掛ける会社で広報を担当しています。
今度は取材に来ていただくことも多い立場になり、事務所でバックヤードの仕事もしつつ、企画の打ち合わせやお客さまへのご説明など人に会うことも少なくありません。
私は簡単な清掃くらいしか体を使いませんが、植物を扱うお店のスタッフは、重い物を運んで動かして、土はつくわ、水はかかるわと大変です。
 服に大きな変化が起きたのは、やっぱり妊娠、出産後です。着る物はもう総取っ替えしました。
まずセパレートじゃないと、とか、前が開いてないとダメだという機能性を見るようになった。
それまではデザインが可愛ければよかったんですよね。
着づらくっても、ウェストはタイトであっても、飾りがついてても何でもよかったんですけど、一切ダメになって、服が好きなだけに残念でした。
今は新型コロナの影響で在宅ワークが増えてきましたが、私はその一年前にもう、家時間で仕事と育児とをやり繰りする場面になってしまいました。

川原さん③

でも、目覚めの改革期がやってきたのです

 服は機能的でなきゃダメだと理解はするのですが、最初のうちはTシャツ一つとってもデザインが気に入らないとか、材質がチープとかで気乗りがしません。
でも待ったなしになるのです。出かけるにも限界があるのでネットショッピングに頼り続けました。
サイズも、妊娠中はLサイズまで行きお腹が縮まらなかったので、その時に買ったジーパンはもう今は履けませんが、その場だけ入ればいいと気持ちをチェンジし、シルエットが綺麗とかの概念を一切捨てました。
体が入って、汚しても良いもので、洗濯もままならないと思ったので同じ型を何個か買わないと不安になり、Tシャツ、パンツを何枚も制服のように揃えてストレスを避けていました。
 機能的な服を買いまくってちょっと落ち着いた頃に、今度は、「これじゃ仕事にはダメだな」考え始めました。ちょうどその時に新しいPRの仕事案件をいただいたんです。
これはちょっと切り替えになる機会かなと感じながら、「表参道に出なきゃいけないな」「煌びやかなファッション関係の人に会ってイケてないって思われたらキツいな」と、そのために変な散財をしてしまいました。
 そして、私はイケてるのかどうかと不安の中、表参道に出かけていった日を覚えてますね。反動だったのか、トレンドで固めました、その時は。
そんなことがあってからしばらくは、安くトレンドが買えるブランドを利用してイケてる自分に戻ろうとした時期で、ヒールを買ったり、装飾性というか自分を良く見せるための服を探すようになりました。
 その時までは、服選びに内向きで気にかけるのは、洗濯、シワ、価格が手ごろの3点だけだったんですけれど、最安値で手に入れても捨てる品もあって、自分なりにそういう買い方を後悔しました。
子どもが今1歳半になって行動半径も広がり、機能性はもちろんですが、デザインの良さも譲れません。
考えついたのは、もともと自分が好きなブランドの情報を発信しているママブロガーやインフルエンサーをキャッチすること。
いきなりゼロで検索するのではなく、その方たちのおすすめを見てネットで買うことに変更しました。
パーソナルスタイリストさんのサイト情報も勉強しています。

川原さん④

オールマイティな服は、エキサイティングだった。

 今回試着させていただいたWWSさんのオールインワン(ジャンプスーツ)は、朝すごく忙しい時にコーディネートを上から下まで悩まずにスルリと履けるので時短になりました。
その日は予定がとくに詰まっていて、病院へ行ってから仕事へ行き、保育園のお迎えから公園、スーパーとシチュエーションが大混乱。
しかも暑いから汗をかくし、公園で汚れると考えるだけでパニックです。そもそも朝に何を着たらいいのか悩むだけで、鼻息が荒くなるけど(笑) 、まずこれを着ればOK。
上着を羽織って事務作業も無事にできました。
こんな日程で洋服のストレスが1mmもないっていうのは初めてでしたが、洗濯するのはちょっと緊張しました。
 ネットに入れたので多少クニャとしたのですが、洗い上がりはシュビっと元に戻ってて「ほぉ~」と感心。
そして、とても早く乾いたんです。
アイロン不要でしたよ
。  もう一つのアシンメトリースウィングワンピースは、ひと目見た時から可愛いと思いました。
 最近私は、シンプルで地味な服を選ぶようになっていて、それに20代前半頃に散々買ってきた小物やバッグ、靴を活用し始めたんです。
自分なりのアレンジで服を楽しむというか、大人ってそういう事ができるようになるのかなと思っています。
若い頃は去年のトレンドを今年も着る自信がなかったけれど、今は、トレンドを追わなくても自分を表現できる器ができたのかな。
すごく伸びやかな私でいられますね。

きれいで健やかに。それをあきらめたくない。

ファッションは本当に魅力的なものですが、実はアパレルメーカーに勤めていた頃にこんなに矢継ぎ早に製品を作らなくちゃならないのかと、疑問を持ったことも事実なんです。
好きな服ほど大切に長く着たいのに、トレンドじゃないからって「次!」という呪縛があった気がします。
雑誌に掲載されている素敵な服を追いかけると、月のお給料が飛んでしまうほどなのに(笑) 。今は考え方がかなり変わりました。
  うちの会社は、植物を売るだけではなくその植物をどうやって育てるか、土とか環境にこだわっていて、みなさんが日常家の中で育てやすい植物ばっかりを扱っているんですよ。
奇抜な植物を海外から持って来るという今までのやり方もあるのでしょうが、日本の環境と合わず、健やかに育っていかないのはかわいそうな扱いだと考えていますね。
そのサステナビリティを大切にするセオリーは、WWSさんの服とも共通していて、その新しい価値観に私はとても共感しました。   

  • ジャンプスーツ(10月発売予定)
  • M/ブラック
  • 上下が一つになった動きやすさ。ストレッチが効いていて着脱がラク。立ち姿も美しく、しゃがんでも伸びやかでシワも気になりません。
  • アシンメトリースウィングワンピース
  • FREE/ブラック/13,000円(税抜)
  • 上質な光沢感を持つ、エレガントなワンピース。大人の遊びココロで自由なアレンジが楽しめます。ディナーでも仕事でも、「できる人」の印象が素敵。
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